「※本ページはプロモーション(広告)を含んでいます。」
沖縄を旅するなら、レンタカーは必須だ。しかし、ただ目的地へ移動するだけではもったいない。この島には、車窓を流れる景色そのものが「ご馳走」になるような、素晴らしいドライブコースがいくつも存在する。
「カーナビの指示通りに走るだけでは、本当の沖縄の美しさは分からない」と、毎日島を走り回っている地元民(うちなーんちゅ)は言う。今回は、定番の橋から、思わず「おぉ…」と声が出る隠れた海岸線、山間部の爽快なルートまで、地元目線で厳選したドライブコースを紹介しよう。
ニライカナイ橋:天空から海へダイブする快感
南部を走るなら絶対に外せないのがここ。県道86号線から国道331号線へ向かう、大きくカーブした橋だ。トンネルを抜けた瞬間、眼下に広がる太平洋はまさに圧巻。まるでジェットコースターの頂上から海へ向かって滑り落ちるような感覚に陥る。
ここはぜひ、トンネル(頂上)側から下り坂を走ってほしい。以前、あまりの絶景に感動しすぎて、助手席の友人が「お礼を言わなきゃ!」と窓から身を乗り出し、危うく帽子だけがニライカナイ(海の向こうの楽園)へ旅立っていったエピソードがある。帽子は帰ってこない。皆さんは前を見て、安全運転で絶景を楽しもう。

海中道路:左右を海に挟まれる贅沢
「道路」という名前だが、実態はうるま市の与勝半島と金武湾に浮かぶ平安座島、宮城島、伊計島、浜比嘉島を結ぶ全長約5kmの堤防だ。窓を全開にして走れば、潮風の香りが車内を一気に満たしてくれる。
ここは金武湾の穏やかな海に囲まれており、浅瀬のグラデーションが美しい。途中の「海の駅 あやはし館」で休憩し、ポークたまごおにぎりを頬張りながら海を眺めるのが地元流の贅沢だ。
伊計島への一本道:サトウキビ畑と海を抜けて
海中道路を渡り、平安座島、宮城島を抜けると、最果ての伊計島へ向かう道が現れる。ここは、両側がサトウキビ畑に囲まれた真っ直ぐな道で、その先には真っ青な海が待っている。
これぞ「沖縄の田舎道」といった風情があり、走っているだけで心が解き放たれる。あまりにのどかで、筆者はここで昼寝をしすぎて日焼けで顔が真っ赤になってしまったことがある。車内でエアコンを効かせていても夏場は要注意だ。
国道58号線(恩納村区間):これぞ「沖縄のメインストリート」
那覇から北上する際、多くの人が利用する国道58号線。特に恩納村(おんなそん)の区間は、海岸線に沿って走るため、常に左手に美しい東シナ海を眺めることができる。
リゾートホテルが立ち並び、まさに「これぞ沖縄!」という景色が続く。夕暮れ時に走れば、サンセットを眺めながらのロマンチックなドライブになる。ただし、通勤・帰宅ラッシュ時は渋滞するので、時間は余裕を持って。
古宇利大橋:やはり外せない「定番中の王様」
「さっき橋だけじゃないって言ったじゃん」というツッコミが聞こえてきそうだが、やはりここは外せない。今帰仁村(なきじんそん)の本島側と古宇利島を結ぶ、全長1,960mの橋だ。エメラルドグリーンの海の上を真っ直ぐに伸びる道は、もはや沖縄ドライブの聖地である。

橋の手前にある駐車場で一度車を止め、まずは自分の目でその青さを焼き付けてから渡るのがツウ。橋の上は駐停車禁止なので、感動のあまり車を停めて写真などを撮らないように気をつけてくれ。
ワルミ大橋:深い緑と深い青の競演
古宇利島へ向かう途中、屋我地島(やがじしま)と本島側を結ぶのが「ワルミ大橋」だ。古宇利大橋に隠れがちだが、非常にもったいない。ここは国内でも珍しい「ワルミ海峡」をまたぐ橋で、両岸に生い茂る亜熱帯の森と、深い紺碧の海の対比が素晴らしい。
古宇利大橋が「開放感」なら、こちらは「神秘的」な美しさ。橋の上から覗き込む海は吸い込まれそうなほど深い。
瀬底大橋:夕暮れ時に走るオレンジの道
本部町(もとぶちょう)の本島側と瀬底島(せそこじま)を結ぶこの橋は、西向きに位置しているため、サンセットタイムが最高だ。空が紫からオレンジへと溶けていく時間、橋を渡りながら見る夕日は、一日の疲れをすべて浄化してくれる。
瀬底島のビーチは透明度が抜群で、シュノーケリングスポットとしても優秀。ドライブがてら水着を忍ばせておくのが、デキるドライバーの心得である。
北部・奥(おく)の海岸線:手つかずの自然を走る
名護市を過ぎ、さらに北上すると、辺戸岬(へどみさき)の手前に「奥」という集落がある。この周辺の海岸線は、観光地化されていない、手つかずの沖縄の自然が残っている。
荒々しい岩肌に打ち付ける波、深い森から流れ出る川。ここを走ると、沖縄の本来の姿に触れたような、神聖な気持ちになる。道が細い場所もあるので、運転には注意してほしい。

やんばる黄金(くがに)ロード:森の中を駆け抜ける
北部(やんばる)の山間部を走る、県道2号線(国頭村~大宜味村)は「やんばる黄金ロード」と呼ばれている。ここは海岸線とは打って変わって、見渡す限りの深い緑。
亜熱帯の森の中を、適度なカーブとアップダウンが続く道は、走っていて非常に気持ちが良い。時折、珍しい野鳥や、ヤンバルクイナ飛び出し注意の看板に出会える。以前、看板に気を取られていたら、本物のヤンバルクイナが道を横切り、心臓が止まるかと思った。
辺戸岬への道(国道58号線・最北端):最果ての地を目指して
那覇から車で約3時間。国道58号線の終点であり、沖縄本島最北端の辺戸岬へ向かう道は、まさに「旅の終わり」を感じさせる。左手には東シナ海、右手にはやんばるの森。
ここまで来ると、観光地化されすぎていない沖縄の「素顔」が見えてくる。道中のヤンバルクイナ飛び出し注意の看板を数えながら、ゆったりとした島時間を楽しんでほしい。辺戸岬に立った時の達成感はひとしおだ。
ドライブを成功させるための「地元民のアドバイス」
沖縄なんくるライフ内、関連記事。
沖縄本島天然ビーチ5選!観光客が少ない“地元の海”で出会う、ありのままの絶景沖縄の道は、石灰岩を含んでいるため雨が降ると非常に滑りやすい。また、通勤ラッシュ時の国道58号線は、東京も真っ青の渋滞が発生する。

- 雨の日はブレーキ早めに:マジで滑る。
- 時間は余裕を持って:10分の距離が30分かかるのが「沖縄時間」だ。
- 日焼け対策は万全に:車内でも右腕だけ真っ黒になる「トラック運転手焼け」を避けるべし。
この10コースを走れば、あなたの沖縄旅行はもっと深く、思い出深いものになるはずだ。さあ、鍵を借りて、窓を開け、お気に入りの音楽を流して走り出そう。
国内・海外ホテル格安予約のアゴダドライバーの右腕だけめっちゃ日焼け…汗に強い日焼け止めは外せない。
