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赤瓦の屋根に吸い込まれる青空。沖縄の古民家で「鍵をかけない」時代の風を撮る

赤瓦を撮影する男性 沖縄フォトギャラリー
沖縄のお天気

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ふと見上げた空の青さに、赤瓦のコントラストが突き刺さる。

沖縄の風景を歩いていると、不意に現れる古民家に足が止まる。それは、観光地として整備された姿ではなく、今も誰かがそこで息づいている「生きた家」だ。

私はプロの写真家ではない。ただのカメラ好き、いわゆる「アマチュア写真家」だ。愛機のSONY α6400を首から下げて、路地裏の影や屋根の上のシーサーを追いかけるのが週末の贅沢な時間。

なぜこれほどまでに、私は赤瓦の古民家に惹かれるのだろうか。それはきっと、ファインダー越しに見える風景の向こう側に、自分が子どもだった頃の「ゆるやかな沖縄」が透けて見えるからだと思う。


エアコンがなくても「涼しかった」のには理由がある

現代の感覚からすれば、沖縄の夏をエアコンなしで過ごすなんて正気の沙汰ではない。しかし、私の記憶にある赤瓦の家は、驚くほど涼しかった。

沖縄の古民家には、先人たちの凄まじい知恵が詰まっている。まず、あの独特な赤瓦。沖縄の土「クチャ」で作られたこの瓦は、実はスポンジのように水を吸う。夕立が降れば瓦が水分を蓄え、それが蒸発するときの気化熱で屋根の温度を下げてくれるのだ。天然の打ち水システムである。

さらに、家の中を風が通り抜けるように、一番座、二番座といった部屋の間には壁がほとんどない。

「アマチュア写真家」として古民家を撮る際、私はこの「風の通り道」を意識してシャッターを切る。開け放たれた縁側(雨端)から、裏庭の木々が揺れる様子が見える。その空間の広がりをα6400のシャープな描写で切り取ると、写真からふわりと草の匂いがする風が吹いてくるような気がするのだ。


南城市(旧・大里村)で過ごした「戸締まり」を知らない日々

私が子どもの頃、家があったのは現在の南城市、当時はまだ「大里村(おおざとそん)」と呼ばれていた場所だ。

今の防犯意識からすれば信じられない話だが、当時の我が家には「外出時に鍵をかける」という概念がほぼなかった。というか、なんなら戸を全開にして出かけることすらあった。

ある日、学校から帰ると知らないおじさんが縁側で涼んでいた。「おう、お帰り」なんて言われて、「お邪魔してます」でもなく普通に会話が始まる。実は近所の親戚だったり、父の友人だったりするのだが、家と外の境界線がこれほどまでに曖昧だったのだ。

あの頃の時間は、今よりもずっと粘り気が強く、ゆっくりと流れていた。

一度、母が「ちょっと買い物に行ってくる」と戸を開けっ放しにして出かけた際、帰宅したら居間に近所の野良猫が3匹、まるで自分の家かのようにくつろいでいたことがあった。母は驚くこともなく「あら、お客さんね」と冷たいさんぴん茶(自分用)を飲み始めた。あの、究極にゆるい空気感。

カメラを持って古民家を撮るとき、私はあの「猫が勝手に入ってくるような温度感」を写したいと思っている。


SONY α6400で切り取る、時が止まったようなディテール

私がこの趣味にSONY α6400を選んだ理由は、その「軽快さ」と「描写力」のバランスだ。

沖縄の集落を歩き回るには、重い機材は似合わない。α6400はコンパクトながら、赤瓦の一枚一枚の質感や、年月を経て角が取れた石垣の肌触りまで、驚くほどリアルに捉えてくれる。

特に気に入っているのが、屋根の上で睨みを利かせている(あるいは、ちょっとおどけて見える)シーサーたちだ。α6400の高速なオートフォーカスは、風で揺れるブーゲンビリア越しにシーサーの瞳を瞬時に捉えてくれる。

レンズを通して見る赤瓦は、時間帯によって表情を変える。

  • 正午の強い光に照らされた、力強いオレンジ色。
  • 夕暮れ時、影が伸びて深みを増した赤褐色。

そんな瞬間を収めるたびに、「ああ、やっぱり沖縄の家はいいな」と独り言が漏れる。ちょっと遠出をするときに、スマホカメラも手軽だが、デジタル一眼のズームや高角撮影はモチベーションが爆上がりする。

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あなたのデスクトップに、沖縄の風を

私が撮影した写真の中で、特にお気に入りの一枚を「写真AC」にアップロードした。南城市の静かな集落で見つけた、見事な赤瓦の古民家だ。

この写真は、下のリンクから無料でダウンロードできる。高画質の設定にしているので、PCの壁紙にしたり、ブログの素材にしたりして、沖縄の空気を感じてほしい。

【無料ダウンロード】沖縄の伝統的な赤瓦古民家(写真AC)

※上記リンク先で無料会員登録をすれば、高解像度のデータをすぐに手に入れることができる。ま たは写真に写真ACとうっすらと書かれているものをクリックして写真ACのNiraiStylesのページへいける。


変わっていく景色と、変わらない記憶

時代の流れとともに、赤瓦の古民家は少しずつ姿を消している。コンクリート造の丈夫な家が増えるのは、台風の多い沖縄では仕方のないことだ。

けれど、カメラを手に歩くことで、私はあの「鍵をかけなかった大里村」の記憶を、今の景色に重ね合わせることができる。

私の写真は、プロのような完璧な構図ではないかもしれない。けれど、そこに吹いている風や、かつてそこにあった「ゆるやかな時間」だけは、確かに詰め込んでいるつもりだ。

もしあなたが沖縄を訪れることがあれば、有名な観光地だけでなく、ぜひ普通の集落をゆっくり歩いてみてほしい。そして、赤瓦の屋根を見つけたら、少しだけ足を止めてみてほしい。

そこにはきっと、私たちがどこかに置き忘れてきた、大切な「ゆとり」が静かに眠っているはずだから。

カメラの性能がいいとアマチュアでも十分きれいな写真が撮れる。でも設定やアングルなどを学ぶと一生モノの技術を身につけることができる。すこしの学びがこれからの撮影に大きな変化を起こしてくれるだろう。

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撮影した旅行の写真をフォトブックにすると思い出として形に残る。世の中に一冊しかないフォトブックは旅の記憶を美しく残してくれるで。

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沖縄の赤瓦屋根、どんどん減ってきている。その思い出や記憶を残しておきたい。

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